【麗水万博 ６】意外と人気、日本館。良くも悪くも真面目な展示内容で好印象。

麗水世界博覧会見学記の6回目です。
次はいよいよ国際館のゾーンへ。まず最初は日本館！
日本館の公式ホームページはこちら。

日本館は国際館で唯一整理券方式になってます。
一応案内は出てるけど、行列と整理券を配っているところが少し離れているので、整理券がないと入れないことを知らずに列に並んでしまう人もいるんじゃないかと心配。

現在の時刻は16時。
あ、この電光掲示板もわかりにくいですね。一瞬4時間待ちかと思いましたよ。

で、整理券に書かれている集合時間はというと・・・

あ、あれ～～、15:50～16:10って書かれてますよー。
整理券の意味ないじゃ～ん！

たぶん、人が多い土日だと整理券方式が効力を発揮するんでしょうけど、平日の空いてる時間帯はわざわざ整理券出さなくても、普通にそのまま列に並ぶだけのほうがわかりやすいのでは？
これはトラブルのもとですよ。
融通がきかないというか日本人らしいというか。。。

案の定、韓国人のオッチャンがひどい剣幕でスタッフに怒ってました。
何言ってたか不明ですが、整理券無しで並んじゃったのかなー。
それとも指定の時間が過ぎてたので入館拒否されてしまったとか。

結局30分ほど待って中に入ることができました。
一番長い時間並んだのは意外にも日本館でしたね。
それだけ人気ってことなんでしょうけど。
他がスイスイ入れたので、特に待ち時間が長く感じられました。

日本館の前にはタイ館。隣には中国館。
どちらも大きな液晶ディズプレイがあるので、待っている間にそれらを見てると飽きないですが、日本館に並んでいるのに他の国の紹介映像を見るというのもなんか勿体ないというか、どうせなら日本館の列のところにもそういうの設けて日本の紹介を流すべきなんじゃないかと。

被災地の子供が描いた絵とかは飾ってましたけどね。

館内は3つのゾーンに分かれています。
まず最初は、ZONE-1 魚の木の「森」。
日本人と海との関わりを映像で紹介。

内容はありがちなものですが、動画でどうぞ。
ちなみに日本館はカメラ撮影禁止です。他のパビリオンは、フラッシュ禁止だけで撮影まで禁止しているところは少ないのですが、日本館は全面禁止。
ここも日本人らしいというか、そこまでしなくてもと思うけど。
日本語での案内もなかったので、私は知らないフリして撮っちゃいました(^_^;)
別に注意されませんでした。

2つ目が、メインのZONE-2 海（カイ）の絵本シアター。
東日本大震災で津波に遭遇した一人の少年を描くストーリーです。

単にスクリーンがあるだけでなく、スクリーンの上や下には津波で流されてきた木材などをイメージするものやストーリーの中で登場する自転車なんかがジオラマっぽく設置されてあり、なかなかよく工夫されています。

さすがにここではカメラ撮影はできませんでしたね。
他のパビリオンの映像ホールでは韓国の人も結構カメラで撮影してましたけど、日本館では誰一人撮影している人はいませんでした。
中国人とは違ってちゃんとルールを守っているのか、単に興味がないのか、テーマがテーマなだけに撮影するのが憚られるのか、たぶん全部なんでしょうけど。

映像は無いので、日本館の公式PRの動画をどうぞ！

ストーリー自体は悲しい出来事なので感動するというより気分が重くなります。
もう少し最後のほうは希望に満ちた明るい感じで終わってくれればまだ良かったのですけど（そういう映像もあるにはあったけど）、なんかキーボード（PCではなく音楽のね）が画面中央に突然現れて悲しげなピアノ演奏で終わりという意味不明のラストでした。

最後は、ZONE-3 知恵と技の「里」。
2005年に開催された愛・地球博の公式マスコットキャラクター モリゾーとキッコロが登場する地球スクリーンとか・・・

有人潜水調査船「しんかい6500」の紹介とか・・・

「森・里・海の連環」による豊かな海づくりがテーマのレリーフジオラマとか・・・

最後のゾーンにもいろんな展示はあったけど、東日本大震災の映像を見て気分が重くなった状態では早く外に出たいという気持ちのほうが強いのか、素通りしてすぐ出口へ向かう人が多かったですね。
ZONE-2とZONE-3を逆にしたほうが良かったんじゃないでしょうかねー。

日本館の展示内容は、東日本大震災を前面に出しすぎ感もあったけど、まあ良くも悪くも真面目というか日本人らしいというか、そんな感じです。

あと、ちゃんとシアターに椅子があったのも良かったですね。
椅子がない映像ホールが多いんですよね。

結局日本館の列に並んだのが16時で、出てきたのが16時58分。
待ち時間も入れて約1時間かかりました。

日本館の下には日本食フードコート「さくら」があります。

うどん、ざるそば・・・

お寿司・・・

とんかつに長崎ちゃんぽん。
なんでもあります。たぶん日本語でも注文できると思います。
美味しくないオリーブジャージャー麺なんか食べずに最初からここで食べておけばよかった(^_^;)

エキスポ広場側の外にはテイクアウトコーナーも。
たこ焼きや焼きうどんなどがありました。

さて、次はいよいよ海外のパビリオン巡りです。

 

「麗水万博」のキーワードで検索してこのブログに辿り着いた方へ・・・
　麗水万博の記事は、2～3日に1回ぐらいの頻度でアップしていってます。
　動画だけでも先に見たいという方は、Youtubeのこちらのページからどうぞ。
　7/7現在、国際館の最後までアップ済みです。

また、ダイジェスト版もアップしてます。
オススメのパビリオンなどはこちらでも紹介していますので、見学記の続編が待てないという方はこちらの記事をどうぞ。

【麗水万博 ５】お昼のThe Big-O 海上ショーはいまひとつ。お昼ご飯もいまひとつ。

麗水世界博覧会見学記の5回目でございます。
コメント頂いた方が明日から出発ということなので早めにアップ。

麗水万博のシンボルThe Big-O。
普段は噴水も出ていないし、巨大で武骨、台座の部分が結構目立ってますね。

海上ステージの観覧席に開始時間10分前に着いたけど、満席でもう入れません。
立ち見もできますが、後ろのほうだとBig-O全体が見えないので急いで別の場所を探します。

おっ！この観覧席の上の道空いてる！

ちょうどセンター辺りのいいポジションを確保。

海上ショーは14時から1時間。
14時過ぎたけど一向に始まりません。
ただ、下のほうからは韓国語での掛け合いみたいなのが聞こえてきます。
韓国人は大爆笑してるけど、韓国語がわからないので？？？状態で15分ほど経過。

あ、なんかやって来ましたよー

ディズニーシーの昼のショーでもこういうのありますよね。
あれを地味にした感じ。

25分ぐらい経って、やっと海上を使ったショーが始まりました。
ここまでが長い長い。
おそらく下の観覧席だとキャストによるパフォーマンスというか掛け合い漫才？っぽいものが見られるんだろうけど外国人には楽しめませんねー。 

ショー自体はストーリー仕立てになっています。
やたら「パダー、パダー」って叫んでました。「パダ」は韓国語で「海」ですね。
ステージと海の上全体を使って繰り広げられますが、水上バイクが走り回るのはどこかのテーマパークで見たような。
ステージでは戦隊モノのトランポリンショーみたいなのも。 なんだこれ？という感じ。

宙を舞う演出なんかは「お～～」と思ったけど、これもどこかで見た記憶が(^_^;)

海上ショーの模様を約8分の動画にまとめています。
いいところだけ抜粋しての8分です。
これ以外は見るべきものはありません。

The Big-O 海上ショーっていうぐらいだから、The Big-Oから派手に噴水が出たりするのを期待してました。前にある噴水が最後のクライマックスのあたりで出るには出たけどちょっと期待外れ。

ディズニーシーのレジェンド オブ ミシカじゃないほうの夕方ぐらいにやっている規模小さめのショーとUSJのウォーターワールドと戦隊モノヒーローショーを足して3で割って、それを思い切りしょぼくしたような感じでした。（辛口ですみません。韓国語がわかる人には楽しめたかも。）

見学するのが1日だけの人なら、お昼のショーはスルーして、この間パビリオン巡りしたほうがいいですね。ちょっと時間を無駄にしてしまいました。

お昼のショーが終わった後の海上ステージ付近の動画です。

15時過ぎて、お昼ご飯を食べていないことに気づいたので、何か食べるものを探しに周辺をぶらぶら。
ここは気候環境館かな。行列ができていたのでスルー。

おっ！日本語で書かれているメニューが！
オリーブジャージャー麺っていうのが美味しそう。
韓国のジャージャー麺は真っ黒で甘いらしく、前々から本場のを一度食べてみたいと思ってました。
これに決まりー♪
観覧席の横にある「Chai」っていうお店です。（さっきの動画の最後のほうに映っていたところ。）

テイクアウトもあるみたいだけど、疲れたので椅子に座ってゆっくり食べることにしようとお店の中へ。

「チャジャンミョン　ハナ　ジュセヨ（1つください）」と言って注文！
メニュー名は日本語でも書いてるし、指差し注文か英語でも大丈夫だと思います。
日本語でわかるかどうかは試してないので不明(^_^;) 

レシートに番号が書かれていて受け取り口の上の電光掲示板に番号が表示されたら受け取る方式。

5分ほど待つと番号が表示されたので受取りに行くと、一人なのに2つ出てきました。
どうも他のお客さんのと間違えてるみたい。
仕方ないのでその場で2、3分待つとやっと出てきたけどちょっといい加減ですねー。さすが韓国。

これはアイスキャンデーかな。

うわ～っ。真っ黒！

まぜまぜしてお口へ。

うげっ！
そんなに甘くない！というか、中途半端な甘さ。
はっきり言って美味しくない。

オリーブジャージャー麺ということなので、オリーブオイル使ってるんだろうけど、イタリアンっぽい感じもしません。
韓国料理が好きな人だと美味しいと感じるかもしれないけど、私の口には合いませんでした。
でも、他のお店を探すのも面倒なので全部食べきりましたよ。量多かったけど。

美味しくないものをお腹に詰め込んだだけの状態で、国際館ゾーンのほうへGo！

次回は日本館からご紹介します～。

【麗水万博 ４】ロッテ館の気球はオススメ！ヒュンダイ館とLG館も入ったけど。。

麗水世界博覧会見学記の4回目です。
やはり世間の人は麗水万博には全く興味がないのか、麗水万博の記事を書くとガクンとアクセス数が減少します(^_^;)
まあそれでも一部の万博マニアな方の為に続けていきますねー♪

サムスン館の次はそのお隣にあるヒュンダイモーターグループ館です。

ヒュンダイ、漢字で書くと「現代」。
日本で一番知られている韓国の自動車メーカー、現代自動車ですね。
一時日本にも進出してましたけど販売不振で今は撤退。
まあ日本であえて韓国の車を買おうというような人はあまりいないと思うけど、日本以外では結構勢いがあるようで、日本メーカーもおちおちしてられません。

殆ど行列はなかったけど、中に入ったところにウェイティングエリアがあって、そこで10分ほど待ちました。

メインは大型映像。
スクリーンがボコボコ出たり引っ込んだりするよくわからない演出が目新しかったですが、映像自体の内容は特に新鮮味無し。迫力ある映像で後半は車が出てきたりもしたけど、長時間待って見るほどのものではないです。
一応最初から最後まで撮ってきたので興味ある方はご覧ください。

韓国人は、映像ホールに入るとみんなそのまま地べたに座ります。
これにはビックリ。
地べたに座るにしても日本人だと下になにか敷きますよねー。
台北花博でも台湾の人は日本人と同様、汚れないように下に敷いて座ってました。

敷いている人も中にはいたけど、殆どの人が何もなしでそのままベタッと。
どうも衛生観念が日本人とは違うようです。
潔癖症の私は敷くものを事前に用意してましたけどね。

サムスン館、ヒュンダイモーターグループ館のある辺りは会場の一番端っこあたり。
この先にはエネルギーパーク、遠洋漁業体験場などがあるみたいだけど時間もないのでスルー。

ヒュンダイモーターグループ館を出たところにはフードコートが。
ここの冷麺が美味しいという情報がどこかに書かれてました。

大宇造船海洋ロボット館も人気みたいで行列の長さは企業パビリオンゾーンで一番長かったですね。
ロボットには興味ないのでスルー。

ロッテ館の行列が短かったので並びます。5分ぐらいで入れました。

ファンタジーの世界？

なんだこれ？と思っていると、またまたみんな地べたに座り出します。
変な格好をした芸人っぽい人がお客さんをいじって盛り上げるコーナーの始まり。
あっち向いてホイとかジャンケンとか、一応言葉がわからなくても楽しめる内容でしたけど、周りの韓国人がテンション高めでわーわーきゃーきゃー言いながら楽しんでいる中、私は「早く終わらないかなー」と祈ってました。こういうの苦手です。

もしかして、これがメイン？これで終わり？と思いきや、そうではなくメインはこの後の気球に乗っての世界旅行っぽい感じのアトラクション。

麗水万博ではたぶん唯一の体感型ですね。
映像に合わせて床が動きます。結構揺れます！
手すりを持ってないと倒れます。

ディズニーにあるようなアトラクションみたいでなかなか楽しかったです♪
海がテーマの万博なのに気球で空？と思っていると、なんと最後に無理矢理海に突っ込んでました。
さすが韓国です。無茶しますね～ｗ

最初から最後まで動画で撮ってきたのでどうぞ！
最初の客いじりのコーナー（約40秒）は飛ばしてください(^_^;)

次はLG館です。
LGも最近は日本で液晶テレビやスマートフォンのCMが流れているので知っている人も多いと思います。
7、8分待ってすぐ入れました。

最初に入ったところにあるゾーンで、天井にある液晶ディズプレイの映像を鑑賞。
ディスプレイが出たり引っ込んだり。

LG館は、LG製品のPR的な内容がメインという情報は耳にしていたけど、確かにその通り。
ショールームみたいな感じですね。

3D映像も画面が小さく、LGの3D液晶テレビのPRっぽい感じでイマイチ。
海とは全然関係ないですし。
3Dコーナーが終わるとなぜか森がありました。

一番良かったのは屋上庭園かな。
屋上庭園へは森を抜けて出口手前の階段を進みます。
ちょっと分かりにくいのでご注意を。

会場全体と海を見渡すことができます。
天気が良かったらもっと綺麗なんでしょうねー。

パノラマ写真でどうぞ。クリックすると大きく表示されます。

水に足を浸けてキャッキャ言ってる韓国の女子高生。
さすがにこの年齢だと整形もしてないし、化粧も濃くないので素朴な感じの女の子ばかりでした。

LG館の入ったところから屋上までを動画で。

LG館の隣にはこんなパビリオンもあったけど、もうお昼も過ぎてお腹も空いてきたので企業パビリオンゾーンはこれぐらいにして先に進みます。

企業パビリオンゾーンの入り口あたりにあるスカイタワーも入りませんでした。
一番上が展望台で見晴らしは良さそうですけど、それだけの内容なので。

スカイタワーの前で、大きな操り人形のパフォーマンスがスタートするところに遭遇。

立って歩くのかなーと思ってたけど、このままの体勢でゆっくり移動するだけでした。
動画でどうぞ。

あ！もう13時40分だ！ 
14時からは海上ショーが始まるので急がないと！

ということで、続きはまた次に。。

【麗水万博３】 企業パビリオンゾーンへ。サムスン館のショーに感動♪♪♪

麗水世界博覧会見学記の3回目です。
韓国館からエキスポ広場を通り、日本館を横に見ながら企業パビリオンゾーンへGo！

 

左から、MVLホテル、テーマ館、そして麗水万博のシンボルThe Big-O。

エキスポ広場から水辺辺りの動画です。

企業パビリオンゾーンが見えてきました。

海洋広場には噴水が。

公式グッズショップがあります。

おっ！ロッテ館だ。
日本人には一番馴染みがありますね。
元々ロッテは在日韓国人の辛格浩（通名:重光武雄）が1948年に日本で創業した菓子メーカーです。
1966年には韓国ロッテが設立され、その後韓国の経済成長と共にいろんな事業に進出し、韓国で5番目の規模の「ロッテ財閥」となりました。

ロッテ以外の韓国の大企業のパビリオンが並んでいます。

ぶらぶら歩いている様子を動画で。

まずは人気のサムスン館へ！

ショーが45分毎に行われていて、1回の収容人数が1,400人。
次の開始時間が11時で待ち時間が25分って書かれてますね。
現在時刻が10時48分なので急いで並びます。
あ、でも、殆ど並んでいません。ガラガラです。

あっちはロボット館かな。

大きなホールの周りをぐるぐる歩いていきます。
下のほうで見るよりも上から見たほうが綺麗だと思うので、行列の先頭よりも後ろのほうがいいのかもしれません。

液晶テレビで世界を席巻するサムスンらしく、床一面が液晶。
その上をダンサーが踊るのですが、映像と踊りがうまく融合されて実に見事♪
床の下に吸い込まれていったかと思うと、宙をぐるんぐるん舞ったりと、約13分のショーですが飽きさせない演出で素晴らしいです♪

この後、いろんなパビリオンを見ましたけど、サムスン館に勝るものはありませんでした。
他とはレベルが違います。サムスンの勢いを感じましたよ。
この内容ならたとえ1時間待ったとしても満足ですね。

・・・・と、ソニー好きな私としてはソニーのライバル企業を絶賛するのは心苦しいですが、ソニーもこういうパビリオンを万博に出展できるぐらい元気な企業になって欲しいですね。
ちなみに、ソニーって過去の万博で「ソニー館」という名の単独のパビリオンは出したことないんですよね。一応毎回万博には参加してますが。
愛知万博では「2005型超ワイド高精細レーザードリームシアター」というのをグローバルホール内で上映してました。これもなかなか良かったですけどねー♪
あと、つくば科学万博のジャンボトロンとか。

少し長めのフルバージョンですが、是非動画でご覧ください。
一番の見どころは6分過ぎあたりからなので、時間の無い方は前半飛ばして6:00あたりに再生バーを移動させてご覧ください。

サムスン館のショーを満喫した後は、お隣のヒュンダイモーターグループ館、LG館、ロッテ館へ。
次回に続きます。