台湾年越し旅行記 13 元日は医学の神様「大龍峒保安宮」で知り合いの回復を願ってお参り。

昨日は沖縄戦終結から70年目の「慰霊の日」。この日沖縄では国の機関以外の役所・学校等はお休みになります。私もNHKで沖縄全戦没者追悼式の中継を見て12時に黙祷。沖縄戦の記憶を後世にしっかりと語り継ぎ、このような悲惨な戦争が二度と起こらないよう祈りました。

式典は、翁長知事による平和宣言、安倍首相の挨拶と続くのですが、安倍首相の挨拶中に「帰れ！」という野次が何度も。鎮魂の場でこれはちょっと酷いんじゃないのと思ったけど、今朝の産経新聞の「地上戦の災禍（上）慰霊の心どこへ…「あんたらウチナンチュじゃないだろ！」」と題する記事を読むと、会場外はもっと酷かったようで、県外から来た活動家なども多数集結していたようです。辺野古移設に反対するだけならまだしも、過激なイデオロギーを持ち込んでのこういう行動はどうかと思いますね。

さてさて、今回は台湾年越し旅行記 13回目、台北101でカウントダウン花火を見て3時間ほど寝てから、MRTに乗って大龍峒保安宮というところに向かいます。

大龍峒保安宮に祀られている保生大帝は台湾で医学の神様として知られています。その総本山がこの保安宮。神様といっても保生大帝は実在した名医で、病気回復、長寿を願う参拝客が多数訪れています。由緒についてはこちらのブログでわかりやすくまとめられていますので、興味のある方はお読みください。

台湾のお寺というと龍山寺のほうが有名で賑やかなところですが、知り合いがちょっと難しい病を患っていて、その回復を願って、あえてこちらの保安宮にお参りにきたというわけです。

私も見よう見まねで台湾式にお参り。
まずここでお供え物を購入。

お供えしてから線香を手に持って周ります。

病気が回復しますように。うーとーとー。
（うーとーとーはお祈りするときの沖縄の言葉です。）

お守りや御札はここで売ってます。中国語ができない私にも親切に応対してくださいました。ほんと台湾の人はみんな親切です。特に日本人に対しては。

お参りの模様を動画にしています。

お参りを済ませたあとは、近くの市場をぶーらぶら。
海外に行くと必ずこういう地元の人で賑わう市場やスーパーに行きます。楽しいですよね。

保安宮は、今年3月に訪れた2015台湾ランタンフェスティバル in 台中にもありました。こちらでもお参り。

2015台湾ランタンフェスティバル in 台中の旅行記も早く書きたいんだけど、まだまだ先になりそうです(^_^;)