クーペ＆Shifo美ら島Live2015にnatchyゲスト出演！最後にサプライズ！

2月21日（土）、那覇にある南西観光ホテルで開催の「クーペ＆Shifo美ら島Live2015」に、natchyがゲスト出演しました。南西観光ホテルは牧志駅のすぐそばにあります。

南西観光ホテルは格安ツアーなどでもよく使われている中規模の昔からあるホテルですね。
ホテルの駐車場はないみたい。
いつも車を停めるさいおんスクエアの近くなので、今回もさいおんスクエアのタイムズ（最大700円）に停めたけど、この近くには、なんと建物の上にいる係員が紐に吊り下げたザルを降ろしてきて、それでお金を受け渡しする怪しさ満点の駐車場もあるとか。（natchyのおばさんがそこに停めたらしい。）
私もどんな駐車場か興味あるので今度見に行ってこようかな。ちなみに料金は交渉で決めるらしく、5時間で1000円って言われたらしい。高いやん！

会場は11階のサモワールというレストラン。

このライブは、「なっちゃんの夢を叶えるプロジェクト」主催によるものです。「なっちゃん」とは、19歳の若さで血液のガンに侵され天国へと旅立った、中部商業高校元野球部マネージャーの儀間夏海さんのこと。なっちゃんの夢は歌手になることでした。その夢を実現するために、夏海さんが闘病中に書き遺した数多くの詩に、様々なアーティストが曲を付けて作品を完成させるのがこの「なっちゃんの夢を叶えるプロジェクト」。3月にはCDアルバムも完成します。

残念ながらnatchyは今回のCDには参加していないのですが、natchyはいち早く昨年の夏に夏海さんの詩に曲を付けて「逆転ホームラン」という曲を完成させ、「QAB めざせ甲子園」のエンディングテーマ曲として流されています。そのご縁もあって今回natchyもゲストとして出演することになりました。

私がアップしたこの動画も再生回数9,757回（2/22現在）、1万回まであと一歩です。

今回のライブでは、同じく夏海さんの詩に曲を付けたアーティストの花城舞さん、貴之さん、そしてShifoさんがそれぞれの曲を披露しました。16時からの第1部と19時からの第2部の2部構成で開催された今回のライブ。なんと最後にはnatchyにも関係のあるすごいサプライズゲストが登場しましたよ！

まずは、 花城舞さん、貴之さんのライブ。
（今回、他の出演者の皆さんもちゃんとご紹介したいのですが、natchyだけで写真50枚は超えそうなので紹介することができず申し訳ありません。）

花城舞さんと貴之さんのステージ最後でnatchyがステージに呼ばれ、「七色（にじ）の中に」収録曲「卒業」を一緒に歌うことに。この曲は中部商業高校の卒業式でも歌われるそうです。

左胸の上にあるお花のコサージュが可愛い♪

ん？ちょっと曲の出だしが合わなかったみたい。

この後、natchyのステージがスタート。
「県内で活動しているnatchyと言います！本日、クーペ＆Shifo美ら島Liveにゲストとして呼んでいただいて、そして今日ここにお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございます。ちょっと、あのー、後輩なもので先輩方がおられると少し緊張するんですけども、今日は心を込めて、夏海さんの為に歌いたいと思いますので、ぜひ今日は楽しんでいってください。」

第1部、1曲目は「プリズム」。「なっちゃんの夢を叶えるプロジェクト」制作のCDのタイトルは「七色（にじ）の中に」なんですけど、この「プリズム」という曲は歌詞の中に「虹」が入っています。ちなみに「七色バス」というnatchyの曲もあるけど今回は披露されませんでした。

「今歌った曲は実は私の曲で。。（中略）次も私の曲なんですけどもー」となんだか申し訳無さそうに言ってました。でも、他のゲストも自分の曲歌ってたのでそんなにふうに思わなくても。でも謙虚な姿勢でnatchyらしいですね。

2曲目は「負けないよう笑えるように」。

「今回、なっちゃんの会のゲストに呼んでいただくきっかけがですね、儀間夏海さんの歌詞に私が作曲したんですけども・・・」と、曲制作時のエピソードを話します。

「夏海さんの人生は、なんていうんだろう、とっても、恋といいますか、誰も味わったことのない、幸せだとか、苦しみ、それがいっぱいありました。この日記を読んで涙が止まらなくて、よし！夏海さんの為に曲を作ろうと、無我夢中でぎこちないギターを、あんまりやったことないんですけども、ギターも挑戦しました。」

「・・・するとですね、やっぱりね、降りてきたんでしょうかね。夏海さんが降りてきたんですね。1日でこの曲は出来上がりました！この曲は夏海さんの野球部に対する強い思いが込められています。この曲を広めていきたいと私は思っています。」

natchyの第1部のステージ最後は「逆転ホームラン」を熱唱。

夏海さん作詞の他の曲もすごく良かったんだけど、やっぱり夏海さんと同年代のnatchyが作曲して歌うこの曲が一番夏海さんの思いが込められたいい曲だと感じました。natchyが一生懸命心を込めて歌う姿に、歌詞の意味を考えながら聴いていると思わず涙が出そうに

それだけに、今回の「なっちゃんの夢を叶えるプロジェクト」制作のCDアルバム「七色（にじ）の中に」に収録されていないのが本当に残念でなりません。どういう事情があったのかわかりませんけどね。せめて、natchyサイドでCDを作って売って欲しいなと思います。 
こちらの琉球新報の記事には「natchyも参加」と書かれていますが、これは間違いです。ちゃんと取材してくださいねー 琉球新報さん。

最後にクーペ＆Shifoさんによるステージ。
クーペさんって誰？と思っていたけど、Shifoさんと一緒にユニットを組んでいる方で、このクーペさんも2回脳梗塞になり生死の間をさまよった経験があるとのこと。元は落語家だったそうでお話も面白かったです。

第１部が17：40頃に終わり、18時半に再び会場に戻るとビュッフェ形式のディナーの準備が出来ていました。まあホテルのレベルと2000円のライブ代込で4000円という料金を考えると内容は期待していませんでした。まあ、なんというか、オードブル的なものばかりで、メインはどこ？って感じ。スパゲティーはありましたけど、ちょっと物足りなかったですねー。お皿も小さいのしかありません。

それと、料理置いているところが狭くて、生ハムとメロンなんか最後の一切れでした。すぐ補充するのかもしれないけど、もう少し料理の置き場所なんとかならなかったのかなーと思います。鮪やイカ、海老をカクテルグラスに入れたもの（シュリンプカクテル）があったんだけど、これってグラスごと取っていくものだと思うんだけど、10個ほどしか置いてなくて、みんな上の海老だけ取っていってるんですよ～（私もだけど）。なので、海老無しのカクテルグラスばかり並んでいる悲惨な状態にｗ
もし人数分用意してるんだったら、ちゃんと最初から全部並べておかないと1個ずつ取ったらダメなんだと勘違いしますよねー。ちゃんとグラスごと持ってきてた人もいたので、あ～しまった～と後で後悔。ま、海老と鮪食べられたからいいけどね♪

もし将来natchyがディナーショーとかやる時は、もっといいホテルでやりましょうね～。
1万円でも2万円でも見に行くからｗ

お腹もそんなに膨れないまま第2部のステージへ・・・

まずは、第1部と同様に花城舞さんと貴之さんとのコラボ、「卒業」を歌います。

そして、natchyのステージへ。
1曲目は「理由はそれだけでいい」。

「皆さん、美味しいですか～（お客さんから笑いが）、私まだ食べてなーい、緊張すると食べれないんですよー、いいなー。」

「食事も楽しんでもらいながら歌も楽しめるというのは、ほんとに贅沢ですね。いいですねー、私こういうの大好きです！ほんとは観客になって満喫したいですけど。」

2曲目は「I can fly」。

「続いての曲は儀間夏海さんが作詞をして、私が曲を付けました。えっとですね、私は作詞作曲をー、まあ作詞はちょっとしかないんですけどね、やったことありません。ですので、この歌詞に曲を付けてくれと言われたときはとても戸惑ったんですけども、夏海さんのブログとか日記とかを見てたんですけども、それを、なんて言うんですかねー、見本？ていうか、なんて言うんですかねー、はい、しながらですね、曲を付けました。なんとですね、降りてきたんでしょうね。1日で出来上がりました。すごいです。私も信じられない。出来るならもっとやってーって事務所の社長が言うんですけど。いやもう出来ないよーみたいな（笑）」

うーん、なんて言うのかな。曲を作るための材料？ヒント？とかかなー。
私も夏海さんのブログ見たことあるけど、病気と闘いながらも高校生らしく活き活きと前向きに過ごしていた日々が綴られていましたね。
夏海さんのことは、昨年6月に行われたnatchyのワンマンライブの記事（の最後の方）にも詳しく書いていますので是非そちらもお読みください。儀間夏海さんのブログへのリンクもあります。

今日は帽子触る回数多いなー、緊張してたんでしょうね。

「この歌は逆転ホームランという曲なんですけど、この題名は野球部の逆転を狙う強い思いと、またですね、自分の病気、儀間夏海さんの病気も逆転してやるという思いも込められたんじゃないでしょうか、と思います。この曲はですねー、ほんとにいい歌詞で私も一文字も変えたくなかったぐらい。いい歌詞でした。この歌はですねー、是非世界中に広げていきたいなと思います！」

そうそう、世界中に広げていきたいですよー、ほんとに。
関係者の皆さん、事務所の方々、ここよく聞いておいてくださいね～（笑）

そして3曲目、「逆転ホームラン」を力いっぱい歌います。
夏海さん、今日はきっとこの場所に来てくれてるでしょうね。
夏海さんの思いをnatchyが作った曲とnatchyの声にのせて世界中に届けます！

そしてそして、最後にサプライズゲスト、古謝美佐子さんが登場。

なんとnatchyがステージに呼ばれます。

古謝美佐子さん「natchy歌う？おいで～」
natchy「うわぁ～、やった～、おほほほほほー」（と聞こえたような）

【おことわり】
ここから急に暗くなりますが、これは古謝美佐子さんが歌われれる際にライトが眩しいとのことで消された為です。さらに、natchyが終わった後にビデオのモードを「4K」から「AVCHD」に切り替えた為でもあります。いきなりnatchyが呼ばれたのでモードを「4K」に戻す間もなく、そのまま撮影。したがって、ビデオからの静止画保存したものも画質が悪いです。ごめんなさい。

古謝美佐子さん「natchyが中学2年生の時にー、2年生だったんだよね？あの時は？」
natchy「はい。」

古謝美佐子さん「今日もーすごい久しぶりー。久しぶりにnatchyの歌を聴いたんですけども、あのー、世界のウチナーンチュ大会で一緒だったんだよね。あの時ね。沖縄セルラー（スタジアム）だった？」

古謝美佐子さん「あの時、中学生とは思えないくらい、声量があってすごいなーと思ったんだけど、今日久しぶりに会ったんだけど、また、見た目も年齢に（？）なってからね、1番は私が歌うから2番は歌ってね。」
natchy「はい」

古謝美佐子さん「1番がいい？」
natchy「いえ」
古謝美佐子さん「もっと前に来てっ！」
natchy「2番でもいですよー。」
古謝美佐子さん「3番は・・・・」と小声で打ち合わせ。
natchy「はい」
古謝美佐子さん「じゃあ、打ち合わせ終わりました。」（笑）
古謝美佐子さん「いきますかー」
natchy「はい」

古謝美佐子さんを前に超超緊張モードのnatchy。
胸がドキドキしてるのがこちらにも伝わってくるよう。

古謝美佐子さんとnatchyで「童神」を歌います。
いやーそれにしても古謝美佐子の声は魂を揺さぶられますねー、素晴らしいです。

歌い終わってほっとした様子。

natchyと古謝美佐子さんによる感動のステージ終了。
終了後、ハグしてました。
良かったねー、natchy！

古謝美佐子さんは全くのサプライズで、natchyも何も聞いていなかったみたいです。
実は私、古謝美佐子さんがこちらのライブに来られることはあるところに書かれていた情報で知ってたんですが、まさかnatchyと一緒に歌うことになるとは、ほんとビックリでしたよー。

第1部のセットリストは・・・

花城舞&貴之さんとコラボ　卒業（「七色（にじ）の中に」収録曲）
1.プリズム
2.負けないよう笑えるように
3.逆転ホームラン

第2部のセットリストは・・・

花城舞&貴之さんとコラボ　卒業（「七色（にじ）の中に」収録曲）
1.理由はそれだけでいい
2.I can fly
3.逆転ホームラン
サプライズ！　童神　古謝美佐子さんと一緒に 

最後に、儀間夏海さんが好きだった苺を使ったムースケーキがホテルのご好意で全員に振る舞われました。
冷たくて美味しかったです！

儀間夏海さんのご家族の方には大きなサイズのケーキが用意されていて、夏海さんのお母さんもそれ見て感激されていたご様子でしたね。
それにしても儀間夏海さんのお母さん、若いし夏海さんとよく似てますね。

来月は宜野湾市民会館大ホールでコンサートが行われます。

早速チケットも購入しましたよ。来月も楽しみ♪♪♪

こちらは、ソニー＆5100でフラッシュ炊いて撮影しました。可愛い～♪♪♪♪♪

今回のライブ、natchyの部分（古謝美佐子さんの部分除く）は全て先日買ったばかりのソニー4Kハンディカム FDR-AXP35の4Kモード撮影しています。
FDR-AX100の1インチセンサー＆大口径レンズからスペックダウンしている影響がどれぐらいあるのかと心配してました。FDR-AX100で撮影したワンマンライブの映像と比べると、若干精細感が欠けるかなという印象はあるものの、そう大きくは変わらないとも言えます。どちらも室内の若干暗めのステージなので、拡大するとちょっとノイジーだし、4Kといってもビデオからの切り出しだとこれが限界なのかな。

ただ、できればビデオとは別にデジタル一眼でも撮りたかったですね。
もう少し綺麗に撮れてたと思います。でも、一人なので同時には撮れず。今度はカメラマン雇おうかなーｗ

コメント 2

いつきさん、ライブ参加&レポートお疲れ様です。
夏美さんにゆかりのある人の集まりライブということで、逆転ホームランだけ歌うのかと思ってました。
オリジナルまで聴けて良かったですね。(*^^*)
こういうディナー形式のショーは食べるにもタイミングがあるので、あんまりバイキングとかじゃない方がよいのですけどね。
シュリンプカクテルは海老だけ持って行かれましたか。（笑）
いつきさんのレポートはいろいろとご意見も入ってて面白いですよ。
よい意味でミュージシャンにもホテルや主催者側にもサービスレベルの向上を促すコメントがあるので、参考になるんじゃないでしょうか。お疲れ様でした！


by レッドドラゴン (2015-02-22 15:40) 

あー、あれシュリンプカクテルって言うんですね。最初に誰かが海老だけ取っていったんですよね。私もおかしいなーと思いながらも一人一つずつにしては数が少ないし、海老だけとっちゃいましたよー。あの後どうなったんだろ（笑）
by いつき (2015-02-22 16:02)