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【麗水万博 10】テーマ館とThe Big-O 夜のショー。さようなら~、麗水世界博覧会♪ [麗水万博]

麗水世界博覧会見学記の10回目、最終回です。

国際館を見終わったらもう20時過ぎ。
早くテーマ館に急がないと入れなくなってしまう!ヤバイ!

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海上にあるテーマ館とエキスポ広場を結ぶヨニ橋を走ります!

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あ、あれ~~~。暗くてもう入場が終わっているような雰囲気。

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あー、しまった~と思いながらこの建物の右側のほうに進むと行列があって一安心。
でも「テーマ館」ではなく「海洋ベスト館」と書かれてますよ。おかしいな~。
15分くらい待って中に入ると大型映像の上映が始まりました。



これはテーマ館の映像じゃないなー。残念!
・・・と諦めていると、次のホールではジュゴンと対話するショーが始まりました。

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あ、これやっぱりテーマ館だ!良かった~。
以前コメントいただいたモリゾーさんからの情報によると、テーマ館と海洋ベスト館には3つの映像ホールがあって、お昼間の混んでいる時はそれぞれ別々に入るようになっているとのこと。
それが夕方になると入り口が一つになって一度並ぶだけで3つとも全部見られるようになるそうです。

内容は、ディズニーシーのタートル・トークみたいな感じですね。
韓国語わからないと楽しめないけど、以前テレビで日本語喋ってるのを見たことあるので、日本人だということをアピールすれば日本語でも対話可能かも。

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最後の映像ホールでは、少年とジュゴンとの心温まるストーリー(たぶんw)。
最初小学生ぐらいの男の子がステージに現れ、その男の子が映像にも登場という感じ。
ありがちな演出ですが、最後にはジュゴンがお客さんの頭上を舞うというサプライズな演出が!
(動画の最後の方をご覧ください。)

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ちなみに海洋ベスト館には例の竹島の展示があるはずでしたが見つけられませんでした。
撤去したという話は聞いてないし、おかしいなー。

テーマ館を出るともう21時5分。
麗水世界博覧会最大のイベント、The Big-O Showが21時半から始まります。
うわ~っ、大変!急がないと!

ヨニ橋を渡ると10分ぐらいで海上ステージには行けますが、会場でまだ足を運んでいない場所があるので逆方向のスニ橋のほうに進みます。
急ぎ足で行けばギリギリ間に合うのではという判断です。

↓この写真の中央から右あたりが海上ステージ。一番右にThe Big-Oが見えてます。
ここを右に行かずに左へ。

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企業パビリオンゾーンとは反対側の会場の一番端には、海洋産業技術館があります。
当然入場は終わっているので入れません。

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アクアリウムの前を通って会場ステージへ走ります。
アクアリウムも結局入れなかったけど、これは恒久施設になるみたいだし、沖縄の美ら海水族館みたいなものなのでまあ入れなくてもいいかな。

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なんとか15分前に着いたけど、観覧席はすでに満席。
昼のショーの時の屋根の上ももう人で埋まってます。
でも、もうここしか見られるところはなさそうなので、必死でセンターのほうへ。
お昼とは違い、屋根の上は前から5重ぐらいに人が座っていて、その後ろのわずかなスペースを押し合い圧し合いで人が移動している感じ。
その人ごみの中のわずかな隙間に入り込み、ショーが始まるギリギリにやっと場所確保!

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肝心のショーの内容は、愛知万博や台北花博での夜のショーのようなまったりしたものではなく、ダイナミックな派手な演出でいかにも韓国って感じでしたね。
ちなみに、現在はショーの開始時間や回数が変更されているようですので、行かれる方は事前にご確認ください。

The Big-O Show(夜のニューメディアショー)完全版動画です。
15分ほどありますが、クライマックスは後半なので8分経過のあたりから見ていただいてもいいかと。

The Big-O Showが終わると21時50分。
閉場時間までは1時間ほどありますが、もう入れるパビリオンはないので夜の会場内をブ~ラブラ。

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日本館の下のフードコートのテイクアウトコーナーはまだ開いてました。

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スカイタワーも刻々と色が変化して綺麗です。

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企業パビリオンゾーンのイルミネーションが一番綺麗でしたね。

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お土産を買う為にスカイタワー近くにある麗水万博公式グッズショップへ。

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グッズ自体にはあまり興味はありません。上海万博でも殆ど買ってないし。
荷物になるしね。
万博マニアの方の中には、パビリオンのピンバッジ集めに必死な人とか、全てのグッズを買い占めたりする人もいるようですが、私の場合は公式ガイドブックと公式DVDを買うことができれば満足。

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あったあった!公式ガイドブック。
でも、日本語版はないんですよねー。大田万博では日本語版もあったのに。

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DVDはデジタルエキスポギャラリーのところにあるショップで購入。
店内で探していたら、日本語ができる学生っぽいショップの女の子に「日本の方ですかー?」って話しかけられ、「公式ガイドの日本版はないんですかー?」と質問すると、「DVDなら日本語字幕付きのがありますよー」と教えてくれました。
この方がいなかったらDVD買わずに帰って後悔するところでした。

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夜のエキスポデジタルギャラリーも綺麗でしたよ。
2015年にイタリアで開かれるミラノ万博のPRバージョンもありました。動画でどうぞ。

閉場時間は23時ですが、帰りの列車が23時15分発なので22時50分にはゲートを出ます。
さすがにこの時間になると人もまばら。
9時に入場して23時まで14時間会場に滞在。
疲れたけど、達成感もあるので満足です。

↓この奥のほうに見えているのが第3ゲートと麗水EXPO駅です。

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麗水EXPO駅前です。
会場に向かって「さようなら~、麗水世界博覧会~」と一人で叫びました。

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ソウル駅でKTXに乗った時と同じく、帰りの列車も日本で予約していたので、窓口で乗車券と交換しなくてはいけません。

韓国ではあちこちで怒ってるおっちゃんを見ましたけど、帰りの列車の切符売り場でも、私のすぐ前に大声で文句言ってるおっちゃんが。
後ろの行列がどんどん長くなるのもお構いなし。

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女性の駅員も困った様子だったので、おっちゃん無視して後ろから切符と引き換えてくれる予約確認書と発券に必要なパスポートを差し出し、早くやってーーと指でサインを出したら駅員さんもおっちゃん無視して先に手続きしてくれました。
発車時間も迫ってたので焦ってしまいましたよ。

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無事に特急セマウル 1128号に乗車。
ソウルの龍山駅までは4時間36分。早朝3時51分着です。

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特等は1+2列のシートなので結構ゆったりしてます。
ただ、左前のシートにちょっと怪しげな人が座っていて不快でした。
大きな声で「あー」とか「うー」とかずっとしゃべっていて、車内販売の女の人にはちょっかい出すし、4人分のシートを独り占めしてるし、落ち着いて眠ることもできませんでした。
でも、気がつくとソウル近くまで来てたので、少しは寝てたみたいですけどね。

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最後に、私がオススメするパビリオンを10位までランキング!
(ダイジェスト版に書いた内容とほぼ同じですが。)

1位 サムスン館
2位 韓国館
3位 ロッテ館
4位 テーマ館(海洋ベスト館のほうではない)
5位 スイス館
6位 タイ館
7位 アメリカ館
8位 日本館
9位 ドイツ館
10位 フランス館
次点、ノルウェー館、シンガポール館。

こんな感じです。
アクアリウム(水族館)、韓国政府出展の海をテーマにした他のパビリオン、中国館、ロシア館、大宇造船海洋ロボット館など入れなかった一部の企業パビリオンを除いたものではありますが、参考にしていただければと。

9時から23時まで開場にいても、全部のパビリオンに入るのは無理でした。
もし土日に行かれるなら2日間は必要ですね。
会場自体は狭いですけど、国際館のパビリオンが3階建てで、そのうち2フロアにパビリオンがあるので、思ったより移動に時間かかります。

万博マニアの方には十分楽しめる博覧会だと思いますし、万博特有の気分が高揚するワクワク感もあります。
ただ、映像展示の内容、パビリオンの規模では愛知万博、上海万博には到底及びませんし、博覧会にはあまり興味の無い方がわざわざ時間かけて行くほどでもないかなーという感じはしますね。

せめてソウルから1時間以内で行けるようなところなら、ソウルを訪れた観光客がついでに見学してくれると思うんですが、いかんせん場所が遠すぎです。
日本語表記も多く、日本人でも安心して楽しめる博覧会なだけになんかちょっと勿体無いですね。
日本人の見学者には最後まで出会えませんでした。
一人で見学していたらしゃべらないのでわからないし、もしかしたらいたのかもしれないですけどね。
韓流好きな日本人のおばちゃんもいなかったです。
韓流スターには興味あっても博覧会には興味ない人が多そうですしね。

8月12日には閉幕しますが、この万博に関しては最後まで日本のメディアは冷たい扱いでしたね。
全国ネットで放送されたのは、読売テレビ制作のミヤネ屋とNHK Eテレ モリゾー・キッコロ 森へ行こうよ!の特別版ぐらいでした。関西ではMBSのせやねん!でも紹介されてましたけど。
結局、麗水万博を訪れた日本人は何人ぐらいだったのかな?
万博好きなマニアしか行ってなかったのかも。

それにしても、博覧会国際事務局BIEの規定とはいえ、これだけの規模の博覧会がわずか3ヶ月で終了してしまうのはちょっと勿体ないですね。

あと残り僅かですが、パビリオン予約制も復活してるようですし、閉幕が近づくにつれかなり盛り上がってきてるようなので、万博やイベント好きな方は今からでも是非訪れてみてください。
麗水万博を逃すと、もうしばらくはアジアで開催される国際規模の博覧会はありませんよ~。

麗水世界博覧会 公式日本語ホームページ

今まで麗水世界博覧会見学記にお付き合いいただきありがとうございました。

麗水世界博覧会 Youtubeにアップした動画リスト(全46本、総時間:2時間15分)
当ブログ 麗水万博カテゴリー

最初からお読みになりたい方は・・・
【麗水万博 1】ソウル駅からKTXで麗水EXPO駅へ からどうぞ。

上海万博台北花博の見学記もあります。
万博マニアな方はこちらもお読みいただければ幸いです。


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モリゾー

いつきさん、こんにちわ。少しお久しぶりになってしまいました。
いつきさんから、麗水万博パビリオンの「ベスト」がでたところで、私も印象的だったパビリリオンを振り返ってみたいと思います。
多くの印象、感想はいつきさんとの共通していると思いますが、私の場合ベストというより「印象に残った」という観点で挙げてみたいと思います。
◎サムソン館、ロッテ館・・・やはり一押し、個性的且つ好印象。
◎韓国館・・・天井全体を利用したドーム型スクリーンの映像ショーが印象的。映像の多い麗水万博の中でも球体スクリーンは珍しかったですね。

◎気象環境館・・・気球温暖化危惧がテーマ。ここの目玉はブリザード体験です。ウエイティングブースを抜けると、いきなり氷点下の部屋に入ります。
壁には本物の氷、ロケーションは北極。その中で無邪気な「白くま親子」のプレ映像ショーが・・・、氷の部屋を抜けると360度の大スクリーンショーへと続き。人の手による環境破壊で、翻弄される、白くま親子のストーリー。
シリアスですが、温暖化問題をわかりやすく、正面から訴えたサブテーマ館。印象的でした。

◎ドイツ館・・・ご承知のとおり、ここも映像ショーがメインですが、深海に潜っていく感覚が特にリアルだったなのが好印象でした。後、国際館の中で一番日本語対応がなされていた所。体験型情報端末も、日本語が選べるようになっていましね。時間が有ればもう一度入りたいと思ったパビリオンです。

◎ロシア館・・・ここはロシアらしく「北極海」をテーマにしたパビリオン。船に乗って北極海航海シュミレーション。ここもメインは映像ショーですが、映像は雄大且つ荒々しい北極海。スクリーンは4面体だと思いましたが、海面を床面スクリーンでうまく表現し、観客は船のデッキに立っている感覚です。ここも見せ方が面白く、印象的でした。

◎オマーン館・・・ここは、意外でした。同じく映像ショーがメインですが、3Dならず「4D」。4Dって何?と思って入りましたが、映像+体感=4Dの様です。海中を旅する映像ショーの中、ジェットコースター的な座席が傾いたり、振動したり、風が吹き付けられたり!映像の内容より「何が起こるんだろう?」というドキドキ感というか、「不安感」というか?中東の国の中ではここが一番印象に残っています。

◎イスラエル館・・・特に映像や体感ショーは有りません。でも、どういうわけか?「癒されます」。ちょっと疲れた午後あたりには最適?です。
大きなホールの中に、ゆっくりと漂うように動く、海草のようなモニュメントが林立していて、小さくなって海の底に居るような気分です。音もやさしい音楽が小音量で流れているだけ。「しばらくここに居たいな~」と思ったのが正直な気持ちです。最新映像を使わなくとも、立派に「生きている海」を表現していると感じたパビリオンでした。

◎自治体館内「全羅南道」ブース・・・ここは超アナログ。というか自然そのものです。20~30坪のブースに「干潟」が作られています。大きな浅い水槽の様なものの中に干潟のどろが入れられ、本物のムツゴローや小さいカニ(はさみが片方しか無い種類)が無数に飼われています。
生きたムツゴローを真近でみたのは初めてでした。動きを見てると結構可愛いかったです。

◎海洋生命館・・・ここはアクアリウムの建物の中に有りながら、入り口は別で、もちろん内容も異なります。アクアリウム本館の行列に埋もれてしまい目立たない感じですが、結構面白かったパビリオン。ロッテ館のようなライド型なんです。シチュエーションは潜水艇に乗って海中を旅する、特に深海へ潜ると行ったところ。ロッテ館が空からに対し、ここは海底への旅。海中で大タコに襲われてしまうのですが、クジラさんに助けられ無事生還!
振動なんかも伝わってきて、とても楽しめたパビリオンでした。

と、色々書いているといつも長くなってしまいます。ごめんなさい。
なにしろ、たくさん見ましたので印象に残っているところもたくさん有るのですが、今回はここまでにします。

後、開催期間も残り少なくなりました。認定博の3ヶ月というのはやはり短いですね。最近の会場の様子はどうなのか?気になるところです。
後、閉会式は韓国のテレビでやるでしょうから、是非見たいと思っています。



by モリゾー (2012-07-27 12:35) 

いつき

モリゾーさん。詳しいレポートありがとうございます。

こんな素晴らしいレポを私のブログのコメント欄なんかに載せてもらうのは勿体無いというかなんというか。。。
モリゾーさんはご自身のブログとかfacebookなどはお持ちではないのですか?
どこか他にも書き込まれているのでしょうか?

私のブログなんかより、もっとたくさんの方に見て頂けるところに書かれたほうがいいのではないかと思います。
4travel http://4travel.jp/ の旅行記や、地球の歩き方 旅スケ
http://tabisuke.arukikata.co.jp/ とかだと、写真も載せられますよ。

今回のを読ませていただいてて、私ももう1回行けば良かったと後悔しています。
気象環境館、ロシア館、オマーン館、海洋生命館はなかなか面白そうですね。ロシア館は迷ったのですが、テーマ館に入れなくなるかもと焦っていて、入らなかったのです。
実際入っていたらテーマ館もThe Big-Oのショーも見られなかったかもしれませんので入らなくて正解でしたが、国際館は事前に内容を調べてロシア館、オマーン館を先に入っておくべきでした。

閉会式も楽しみですね。日本のテレビでは絶対取り上げてくれないでしょうから、ネットで韓国のテレビ見るしか無いですね。
by いつき (2012-07-29 11:33) 

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