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イタリア生まれのバツイチの彼女がやってきました～♪　[FIAT500]

FIAT（フィアット）500というイタリア車です。
車に詳しくない人が見ると、軽？マーチ？と思うかもしれませんが、ちっちゃくても存在感は抜群。
フォルムもインテリアもすご～く可愛いくて、ずぅ～っと見ていられます♪

500はイタリア語で「チンクエチェント」って言うので、愛称は「チンク」。
日本では3年前から販売されてますが、欧州車の中でもアルファロメオやプジョーほどメジャーじゃないので滅多に見かけません。それでも最近1万台を突破したようで、私が前に乗っていたシトロエンC3よりは街で見かける率は高いかも。

お尻もキュートですね♪
2ドアです。

なぜうちにやってきたかって？
レンタカーではありません。知り合いの車でもありません。
実は・・・・・・・・買ってしまいました(^_^;)

シトロエンC3→ホンダCR-Z→日産ノートと次々乗り替えてきたので、
「また乗り替えて～、勿体無い～。なに考えてんの～」
という声が聞こえてきそうですが、今回はいくらなんでも新車は買えないので中古です。

なにも急にこの車が欲しくなって衝動的に買ったわけではありません。
FIAT500が日本で販売開始された3年前から気になっていて、シトロエンC3からの買い替え候補のひとつでもありました。
その頃、ちょうどユナイテッドアローズとのコラボのモスグリーンカラーの特別限定車が出た時で、もしディーラーに試乗に行ってたら買ってたかもしれなかった車なのです。

でも、シトロエンC3とFIAT500はどっちも可愛い系の車だし、フランスとイタリアでどちらもラテン車だし、「同じキャラの車に買い替えるのもな～」とその時はFIAT500は候補から外しました。

↓これが2004年から2010年まで乗っていたシトロエンC3。
丸っこいです。

で、結局「やっぱり今買うとしたらハイブリットかな～。スポーティーな車にも一度乗ってみたいし～」ということで、結局発売されたばかりのホンダのハイブリット車CR-Zを購入。

このCR-Z、最初は気分良く乗っていたのですが次第に不満を感じるようになってきました。
特に左後方視界が最悪で運転中に危険を感じたことと、高く売れるうちに売ってしまえば他の車に買い替えられるだけでなく、売却したお金の残りでマンションのリフォーム代の足しにもできて一石二鳥！と考え手放すことに。

その時もFIAT500への買い替えを一瞬考えたのですが、当時は中古の安いものでも180万ぐらいしていて、その時の財政事情では到底無理(T_T)
とにかく引越しまでに間に合わせようと急いでいたこともあり、結局値引き額が大きく、新車でも安く買える日産ノートを買ってしまったというわけ。

おかげでマンションリフォームも妥協せずに思った通りにできて満足♪
ノートも意外とよく走るし、運転し易いし、まあまあ満足♪
ただ、ごく普通の実用車なのでシトロエンC3やCR-Zを運転している時のような楽しさはありません。
次の買い替えはまたお金が貯まってからかな～と、少なくともあと3年は乗り続けるつもりでいました。

ところが、数週間前からうちのマンションの前に赤いFIAT500が時々停まっているのを目にしてしまいFIAT500への思いが再燃！
以前からFIAT500を欲しがっていた経緯を知るバイトスタッフのtsumiさんにも、会うたびに「FIATにしとけば良かったのにぃ～」なんて言われてしまったり、東京でお世話になっている人にも「CR-Zからノートって落差激しいですねー」とか言われたりして(^_^;)
まあ言われてみたら確かになぁ～。
これだったらシトロエンC3に乗り続けてたほうが良かったかも。。とか思ってみたり。

FIAT500の中古の価格はちょくちょくチェックはしてたんですが、いつ見ても最低でも160万ぐらいはするんですよね。
買い替えるとしたらやっぱり次の車検時かな～と思いながら、先々週もカーセンサーでFIAT500の中古をチェックしてみると・・・な、な、なんと、138万で売っているではないですか！
それも家のすぐ近くの宝塚にある中古車販売店オーラッシュさんで。

しかも、上級グレードのラウンジモデル！
その中でも日本導入記念として設定されていた200台限定の特別仕様車です！
↓↓↓　これこれ！ SS＝特別仕様車。

FIAT500にはスタンダードなポップと上級グレードのラウンジの2種類あるんですが、ポップでも150万以下で売られていることは殆ど無く、ラウンジがこんな価格で売られているなんて今まで見たことありません。1977年まで販売されていた昔のFIAT500は結構安く出てますけどね。（上の写真の2つ目と3つ目）

200台限定の特別仕様車は、フォグランプ、クロームのサイドモール、フルオートエアコン、パーキングセンサーなどを装備していて価格はラウンジの通常モデルの8万円高の233.0万円（新車価格）。
しかも、この紺色メタリックのモッドブルー塗装は通常だとオプションで5万円なんですが、それも含まれています。ラウンジなのでサンルーフも付いてます。

安全装備も同クラスの国産車の比ではありません。
こんな小さな車なのにエアバッグが7つも付いています。安全の面でも安心ですね。
シトロエンC3もサイドエアバッグが標準で付いてましたが、欧州車ではこれが普通なんですよね。
国産車はオプションで付けるしかないけど。

つまり、普通だと総額で20万円ぐらいはするような装備がてんこ盛り状態で最初から付いているので、すごーくお得なのです。当時は販売開始してすぐに完売したそうです。
よーく見てみると、それ以外にもオーナーだった方がいくつかオプションを付けていて、それも含めると総額250万ぐらいはしたと思われます。

これが3年経った中古とはいえ138万で買えるというのは魅力的。
これを逃すと後悔するかも～と、急いで日産ノートの下取り価格、買取価格の相場をチェックしてみると、2010年式だと70～90万ぐらい。
70万だと厳しいけど、まだ7,000kmしか乗ってないし、使用感があるのは運転席のマットぐらいの非常に綺麗な車なので、なんとか90万超で下取ってもらえるとギリギリ買えるかな～と販売店へ。

早速査定してもらうと、「ちょうど知り合いの業者が国産車の走行距離の少ない程度の良いコンパクトカーを探しているので、交渉によっては希望の額で下取らせてもらいますよ。」とのこと。
結局。こちらの希望額で下取ってもらい、VAIO Z（最高スペックにカスタマイズ）を2台買うぐらいの出費でFIAT500を手に入れることができました♪

新型VAIO Zは今回フルモデルチェンジだし、好きなブルーもラインナップされているので買う予定でお金を貯めてたんですが、買うのはやめておきます。
今年後半はもう一度台湾にも行きたいし、沖縄も今年はまだなので行きたいなと思ってたけど、それもやめにしてFIAT500で近場にドライブすることにしようかな。

FIAT500は明るい色が似合うかなと思ってましたけど、このモッドブルーっていう紺色メタリックも品のあるシックな色で、可愛いというよりオシャレな感じで気に入ってます。
街でよく見かけるのはホワイトか水色なんですが、この色は見たことないですね。
この色、現在はもう売られていないそうです。

今日23日のお昼に納車。
早速近所を走ってきましたが、シトロエンC3に乗ってた時と同じぐらい楽しいです～
フランス車とイタリア車、似てるかもしれません。ドイツ車とは全然違うし。
少し変速にクセがあるのでそれさえ慣れればもっと楽しく快適に走れそうです。

インパネはボディーと同色。
安っぽさはなく、質感は高いですね。白いハンドルとメーターまわりも可愛いです～

いろいろ遠回りしたけど、最後の最後に運命の女性に出会ったって感じですよ～
イタリア生まれのバツイチの子ですけどね(^_^;)

でもキュートでオシャレで、超可愛い子なので、長く大事に付き合っていきたいと思います。

もう浮気はしませんよ！（笑）

フィアット500 1.2 8V ラウンジSS（FF/5AT）についての詳しくお知りになりたい方は、WebCGのこちらのレビュー記事をどうぞ。
メーカーのフィアットグループオートモービルズジャパン（株）のFIAT500のページはこちら。

日産ノートちゃん、さようなら～
お疲れ様でした～

モデル末期ながら2011年1～6月の新車登録台数でも12位と売れ行き好調な日産ノートですが、1年近く乗ってみてそのわけがわかりました。
とにかく運転し易い。よく走る。中も意外と広い。ラゲッジスペースが使いやすい。
・・・とこのクラスのコンパクトカーとしてはほんとうによく出来ている車だなと思いました。
コストパフォーマンス高いですね。