Sony Tablet P レビュー 2画面のメリットとデメリット。 [ソニータブレット]
先日、Sony Tablet Pでジオタグ付き写真をスライドショーさせた動画をご紹介しましたが、今回はその続きと2画面の使い勝手について書いてみたいと思います。
ジオタグ(位置情報)付きの写真をギャラリーで「地域別」表示させるとこんなふうになります。
ちゃんと地域の名前が入ってまとめられます。便利ですねー。
台湾や中国などの海外にも対応。
ただ、台北なんかは区別に分けられてますが、これはちょっとわかりにくいかも。
台北だけでまとめることができればいいのですが、そういう細かいカスタマイズはできないようです。
スライドショーでは上画面に写真、下画面にGoogle Mapを表示できて便利ですが・・・
写真だけを全画面で表示させるとどうしても中央でぶった切られてしまいます。
まあ、これは仕方ありませんが、もう少しヒンジ部分が細ければと思います。
ソニータブレットPの2画面を最も活かせるのはソニーが提供するサービスPetaMapのP専用アプリ。
左に地図が表示され、ガイドブックを開くような感じで使えます。
表示させるマップを選んでスポットを表示させると・・・
右側にそのスポットの詳細情報が表示されます。
右側にそのスポットの写真を表示させることもできます。
(自分が撮った写真ではありません。)
こういう2画面に完全対応しているアプリならいいのですが、2画面での表示が考慮されていない普通のアプリだと困ったことになります。
これはリクルートが提供するじゃらんのアプリ。
これをSony Tablet Pで表示させて全画面表示させるとこんなふうになります。
勿論1画面表示もできますが、その場合は片側が真っ黒なまま。
横に延びた感じで表示されるので見難いですね。
文字が小さすぎて読みにくいのでせめて拡大できればいいのですが、アプリ上で拡大縮小はできません。
ソニー製のアプリでも2画面対応していないアプリだとこんなふうに。
じゃらんのように横画面で表示できるアプリもありますが、食べログは横表示できません。
これはSony Tablet Pに限ったことではなく、Androidの仕様というか、どのように表示させるかといったことは、アプリごとに開発者側で指定できるようになっているんだと思います。
食べログは普通のPC版をブラウザで表示させたほうが断然使いやすいですね。
ソニタブにプリインストールされているソーシャルフィードリーダーなんかは2画面で表示させてもそれほど違和感なく見やすいですし・・・
最初から2画面用にデザインされたメーラーもまあまあ使いやすいです。
このように2画面を活かせるアプリや、横画面にしても文字サイズが小さくなり過ぎないアプリなら問題ありません。
ただ、今のところ(といっても発売からだいぶ経つけど)、2画面を活かせるアプリがまだ殆どなく、多くのアプリはかえって使いにくくなるというデメリットもあります。
2画面で折りたためるのが最大のウリなので、多少アプリが使いにくくなるというデメリットがあっても、それが気にならないぐらいの利便性を感じられるデバイスではありますけど、人によってはものすごーく気になるかも。
私はちょっと使う頻度減ってしまいました(^_^;)
Xperia acro HDがかなり使いやすいのと、第三世代iPadを買ってしまったという理由もありますが。。。
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